あらためてになりますが、体重を増やしたい、太りたいと考えている方が日常生活の中で感じている嫌なこと、困っていることを紹介します。
私は、体重を増やすことに成功できてから、気づくこともありました。
損してしまう、痩せすぎ体型さん
体型が痩せているだけで、周囲の人たちから誤解されがちです。
肉体労働はムリと思われている
ちょっとした荷物運びや、大掃除などの軽く体を動かす労働があったときに、痩せすぎ体型の方はなんとなく避けられている気がします。
電球の取り替えとかもできるのに、「ホントに大丈夫なのか…」「やらせるとかわいそう…」と思われる空気が寂しいです。
以前に働いてた職場では、ちょっとした買い物も頼まれなくなり、体型のせいで気を遣われていることがわかりました。
社交的や内気など性格も関係してきますが、一般的に痩せすぎ体型の方は、普通に生活できているのに、痩せているだけで、病人扱いされることが多いです。
性格が暗そうに見られる
黙ってデスクワークしているだけで、性格が暗そうに見られます。
痩せすぎ体型で姿勢が悪い人は、性格が暗そうに見られ、ネクラ、陰キャのイメージを植え付けられます。
明るくて社交的な痩せすぎの人でも、黙っているだけで話しかけにくいオーラを出しているそうです。
ぽっちゃり体型の方が、人懐っこく見られるのはありますよね。
やる気がない、気が弱そうと思われる
「ムリしないでね…」
ビジネスの場面で、痩せすぎの見た目から、「気が弱い、おしが弱い」と思われがちです。
やる気になっているプロジェクトでも、見た目だけでノリ気じゃないのかな、と判断されたりします。
かなり前向きな仕事目標や、ビジネススケールの大きな話をすると「あまり無理しないで…」と、止められることもありました。
気のせいなのかもしれませんが、無理していると思わせてしまい「皆さんに気を遣わせてるな」と思います。
意外にモテない
性格が暗そうに見られることにもよるのですが、男女問わず、痩せすぎ体型は意外と異性にモテません。
女子はモデルのような瘦せすぎ体型の方がモテるように思われてますが、実はそうではありません。(顔もありますが…)
男性は無意識のうちに健康体の女子を探しているのかもしれません。
なので、痩せすぎ体型よりもむしろぽっちゃり体型の方がモテると思います。
痩せすぎ男性の場合はどうか分かりませんが、ガリガリ体型よりも細マッチョの方がモテるのは確かです。
重い病気と思われる
見た目が痩せすぎていると、何か病気を患っているのでは?と心配されます。
重い病気ではないかと思われて、まわりの皆がその話は触れないように気を遣われたこともあります。
久しぶりに会う人には体調不良に見られがちで、大体、病気の心配をされます。
その都度、説明するのが面倒です。
寒くない?と問われる
「寒くないですか?毛布、お持ちしましょうか?」
夏も冬も関係ないですが、室温が寒くないか?と問われます。
確かに血行が悪くて冷え性の方もいますが、痩せすぎ体型であっても暑がりの方もいるはずです。
クルマに乗っても、飛行機に乗っても、「寒くないですか?」と問われます。
私が汗をかいている時でも、暑いですかと言われた事はありません。
そんな時は、だいたい「具合悪くないですか?」と言われます。
偏食が酷いと言われる
しっかりバランスよく食べていても、瘦せすぎ体型になる人もいるのですが、好き嫌いが多い「偏食なんでしょ?」と言われます。
「食べ物の好き嫌いをしないで何でも食べなよー」と言われるのがうるさいです。
私が思うに、痩せすぎでも偏食の人は意外と少ないと思います。
偏食であっても太っている人もたくさんいます。
なのに、痩せているだけで偏食と思われがちです。
痩せすぎ体型がイヤなこと
通常体型の方には理解してもらえない、痩せすぎ体型の方限定の苦労を紹介します。
ちゃんと食べてるのーってよく言われる
その見た目のガリガリ体型から、初対面の方にも食べているのか心配されます。
食べられないので、食事の量を聞かれるのもイヤです。
結論として、朝は食べた方が良いだとか、間食をした方が良いだとか、いらぬアドバイスをされることがオチで、結構ウザイです。
あれを食べれば太るとか、あの食材が太るのに良いだとかも、聞き飽きました。
簡単に太れるのにーと言われる
「太ってあげたい!」「代わりに食べてあげたい」
世の中の皆さんはダイエットしてる人が多くて、自分に照らし合わせて「太ってあげたいよ」とか「代わりに食べてあげたい」とか言われます。
この発言がけっこう気になるもので、少食で悩んでいる人の気持ちが絶対わかってもらえません。
ダイエットに励む人から、珍しいものを見るような眼で見られるのも、気になります。
夏が嫌い
これは痩せすぎ体型の皆さんが同じだと思いますが、薄着になったり水着を着る機会が多い夏が嫌いです。
プールや海は気にしている体型を公衆にさらす機会であり、ガリガリ体型なのに水遊びが好きな人はいないと思います。
痩せすぎ体型のほとんどの人は、薄着になったり半袖半ズボンなど、肌の露出が増える夏が嫌いです。
友達が私を持ち上げようと試してくる
これは男性に多いのですが、体重が軽いと思われてふざけて、挨拶がてらに体を持ち上げようとしてきます。
実際に体重が軽いので、簡単に持ち上がり寂しくなります。
体に触れられるのも、体型のガリガリがばれてイヤです。
周りからはふざけているように見えますが、身体を持ち上げられるだけでも痩せすぎさんは、けっこう屈辱的でキズついていたりします。
骨がダイレクトに当たる
これは健康的に太ることができてからわかったことですが、筋肉がつくと骨や関節が肉に守られます。
痩せていると、座っただけでも直接骨に振動が伝わるような感じで、日常生活で頻繁に痛い思いをします。
痩せていると、ちょっとぶつけてもとても痛いのです。
お風呂では衣服に守られないので、浴槽などで身体を少しでもぶつけると特に痛さを感じていました。
ちょっと体重増で、精神面にも好影響
普通体型や健康体の方には理解できないことも多いと思います。
痩せてると「いいなぁ」「羨ましい」とか言われますが、イヤな思いをすることもあります。
私の場合は少し太れるようになってから「明るくなったね」と言われたことが、記憶に強く残っています。
ぜんぜん、そんなつもりはなく普通に接していたのですが、体型が変わるだけで自信がつくのでしょうか?
知らず知らずのうちに、積極的で行動的になったのかもしれません。
「健康的に太る」取り組みで少しでも体重が増えたら、精神面にも良い影響が出てくるかもしれません。
地道にコツコツ体重を増やす活動をしていきたいですね。
コメント