中高年からの健康や病気のリスクを考えると、痩せすぎの方は体重を増やしましょう。
太り過ぎはダメですが、一定の体脂肪がないと免疫力も低下します。
自身の体験もまじえて中高年の健康的な食事を考えてたら、それは全年齢層の痩せすぎガリガリさんにも共通し、参考になりそうです。
痩せすぎで悩む若い方にも、是非参考にしてみてください。
痩せすぎ原因2パターン
偏食や少食は痩せすぎの原因で、なぜ、そうなるのか「原因の原因」も考える必要があります。
痩せすぎの人はカロリーは摂っているが栄養バランスが悪い

炭水化物ばかりで他の栄養が摂れていないと、筋肉がつかず、なかなか体重は増えません。
一汁三菜を基本にし肉類はカロリーが高い食べ物なので、たくさん食べれば太ります。
しかし、肉は白米と比べると体内に吸収されにくいですし、たくさん食べると腸内環境が悪化しやすいです。
カロリーばかり注目しがちですが、栄養バランスを考えないとうまく吸収してくれず、それどころか、体調を崩してしまう恐れがあります。
サプリメント、プロテイン併用がオススメです。
痩せすぎの人は食事量が少なすぎ…
あとは、純粋に食べれていない少食の人ですね。
一般論としてお腹が空かないということは、健康的ではありません。
運動習慣がない方が多く、運動してお腹が空くようにしていきましょう。
少し汗ばむくらいの運動が必要で、通勤で歩く程度では、ここでは”運動”とは言いません!
運動習慣が既にある方は、有酸素運動より無酸素運動で脚、背中、胸といった大きな筋肉を使って重い物を持ち上げると筋肉がつきます。

痩せすぎで少食の人は睡眠が上手でない人も多くいます。
胃を空にして寝る事が大切で、19時以降は食べ物を禁止してみてください。
朝おなかが減っているでしょう。
たったこれだけで少食を克服した人もいます。
痩せすぎ中高年に良い食べ物

カロリーが高いものをたくさん食べているのに、なかなか太れないという中高年もいますが、そういう人は栄養の吸収がうまくできていない可能性があります。
どんなに高カロリーなものをたくさん食べても、それが体内に吸収されなければなかなか太ることはできません。
身体の状態をしっかり吸収できるようにするには健康的にするしかありません。
パンより白米?
パンも白米も炭水化物なので、太りやすい食べ物に分類されます。
パンにはバターなどの油分が含まれているので、消化の際に胃腸に負担をかけやすいという欠点があります。
油分量に関しては決定的に違うのです。
胃腸に負担がかかると腸内環境が悪化しやすくなるので、食べても体内に効率良く栄養を吸収できないことがあります。
なかなか太れない人は胃腸が弱いことが多いので、パンをたくさん食べると腸内環境が悪化しやすい傾向にあります。
腸内環境の健康を考えると、パンよりも白米をおすすめします。
偏食を克服して発酵食品も食べよう
偏った食生活をしていると体内の栄養も偏ります。
肉や魚、野菜、果物なども少量ずつでもいいのでバランスよく食べることが大切です。
ホテルの朝食ビュッフェなどで、全種類をちょっとずつ食べるようなゲーム感覚で挑戦してみては…。
痩せすぎの人には偏食が多く、今まで食べてない食べ物が体内に吸収されると、胃腸にも良い変化が出る事があります。
ぬか漬けや納豆、味噌などの発酵食品は栄養の吸収率を向上させたり、腸内環境を整えたりする効果があります。
発酵食品は東洋医学では薬です。
劇的な変化も有り得ますので、諦めずに好奇心を持って色々な発酵食品を試食してみてください。
白米をこれらの発酵食品と一緒に食べると吸収が上がる食材もあるので、より効率良く太れるようになります。
まとめ
中高年の痩せすぎ原因2パターンで考えましたが、食事、睡眠、運動が健康的に太るための条件になります。
痩せすぎに悩む中高年の方のアドバイスになればと考えて調べましたが、これらは全年齢層にも共通するようです。
むしろ若い方の方が効果が出やすいかもしれません。
- 食べ物を摂るのが苦手なら、プロテインやサプリメントで栄養面を整えてください。
- 汗ばむくらいの有酸素運動、または無酸素運動で筋肉をつけてください。
- 19時以降は食べ物を食べないで睡眠をしっかりとってください。
これらは痩せすぎ中高年用に用意した助言ですが、若い方も是非試してください。
何か一つでも役に立ったらうれしい限りです!