家族や親せきに痩せすぎ体型が多いとか、先祖代々家系的に痩せすぎが多いなぁ…。
そんな家系的な血縁での痩せすぎ体型を気にする方も多いでしょう。
親子で太ってたりガリガリだったり、確かに見かけることはありますが、本当に遺伝で体型が決まるのでしょうか?
遺伝や生まれつきが痩せすぎに関係あるのか?

家族や親せきが痩せすぎ体型で、太っている人がいない家系は確かにあります。
ちなみに私の家系は痩せ型が多く、私以外、なぜか家族全員糖尿病か糖尿病予備軍で、私も糖尿病に気を使っています…。 (^^;
若い時の体型は参考外
だいたいの人は20歳前後の若い時は痩せていて40歳を過ぎるころにはビックリするくらい太ってたりします。
20歳から中年になっても体型が変わらない人もいますが、中年になって痩せる人はほとんどいません。
ですから、遺伝的体型を判断するには中年以降の体型を見ることにしましょう。
痩せすぎで太れない体質は遺伝する?

慶応大教授の安藤寿康さん曰く「デブ」の項目にもある通り体格は遺伝しやすいみたいです。
一方で「成人すると食生活で変わる」とも書かれていますね(^^)
太りやすい環境とは、豊富に食べ物がある状況や生活習慣を指しているのでしょうね。
遺伝しやすいのは、体格に限らず身体的特徴全般にわたっていますね。
病気はあまり遺伝と関係ない?

身体の特徴は間違いなく遺伝しますが、一方でそれに比べると病気は遺伝しないんですね。
ちなみに胃下垂に遺伝は関係ないみたいですよ!
オマケですが糖尿病も遺伝しやすいみたいです><
体型は遺伝とは関係ないのかも…

お父さんは太っているのに息子はガリガリ…ということもあります。
親子の年齢差があるので息子が中年になるまで待って条件を一定にしなければなりません。
また、病気になり突然、別人のように痩せてしまう人もいます。
さらに結婚するとパートナーの食生活の影響もうけます。
それにより体型が変わることも考えられるのです。
勝手に「あの家系はがん家系だとか、家族全員高血圧…」とかよく言われますが、遺伝子レベルで引き継いでいるかは確証がなく、生活習慣が関係している可能性が高いと言われてます。
家族の食生活が影響していることも

家族は食生活を共有するので体型に影響しているかもしれません。
友人などに話して他の家庭と比べてみてください。
神経質、食事量が少ない
神経質で物事を深く考えすぎて食欲が落ち、そもそも食事量が少ない。
外出が少なくて巣ごもりが多い家族、運動不足で食欲がわきにくい家庭もあり得ますよね。
また、さまざまな家族の理由から時間的に不規則で、三食をしっかり食べていないので一日の摂取カロリーが少ない可能性もあります。
好き嫌いが似ている
食べ物の好き嫌いが似ていると体型も似てきます。
太りやすいメニューや食生活でも、逆に太れない食生活でも体質や体型が家族で似てきます。
味が濃い薄いや甘いもの好きもありますよね。
粗食、またはジャンクフード好き
粗食を好む家庭や野菜中心の家庭もあるでしょう。
タンパク質、炭水化物を摂らないと、やはり摂取カロリーも低下します。
逆にファストフードなどジャンクフード好き家族も多いでしょう。
アルコールを大量摂取する大酒のみの家族もいるでしょうね…。
添加物や動物性油脂やアルコールは胃腸を不健康として、食欲を上げにくくしている可能性もあります。
このような生活習慣病に詳しい食生活の専門カウンセラーもいますので、検診時にでも相談してみて下さい。
まとめ
遺伝とは言っても、家族独特の食生活や生活習慣から「痩せ型」かもしれません。
痩せすぎ体型が遺伝と関係するのかは、完全には解明されてません。
ただ、家族全員が例外なく痩せているのは、共有している生活習慣が関係していると考えてもいいでしょう。
家族の生活習慣を見直す
全員胃腸が弱いとか疲れやすいなどの場合は、さらにその可能性が高いでしょう。
生活習慣の基本となるのが食生活です。
食事メニューはもちろんですが、食事にかける時間やいつ食べてどんな時は食べないようにするかなど、話し合うと良いでしょう。
生活習慣を見直して正しく消化できる胃腸の調子を上げていけば、家族全員が健やかで痩せすぎ体型から抜け出せるようになるかもしれません。
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